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ラーメン紀行 凌駕

凌駕は塩尻にオープンした頃から知っている。そこは、(現在の然の場所)当時釣り具店をやっていた場所から近く、

煮干し醤油ラーメンがとても美味しかった。

そこで名を馳せた凌駕は、松本に移店、変わった形の丼を使い、内装もラーメン屋らしからぬオシャレなバーのような雰囲気でと、いわゆる上り調子。

しかし、店主は研究好きらしく、次々とメニューを変更していくことになる。

私は煮干し醤油ラーメン「のみ」が好きだったので、煮干し粉がふんだんに入ってしまった、チャルメラに煮干し粉を入れても其れ程変わらないで有ろう、煮干し醤油ラーメンには興味がなくなり、

それでも何回か食べに行ったが、正直避けてる有名店の一つだった。

その凌駕がまた移転したという。

友達のススメもあり、勇気を出して行った。

まず、イタリアンレストランのような店内内装、

男性ばかりの大勢のスタッフ。

多彩なメニュー。

私の知ってる凌駕ではない。

今回は友人と醤油ラーメンを攻めることにした。

だって、煮干し系なんだもの…。

私は煮干しガッツリのニボガッツ。

友人はTYPE666をバージョンアップした特製煮干しそばを頼んだ。(TYPE666って?)

まず、にぼガッツだが、煮干しガッツリに、玉ねぎのみじん切りが散りばめ、麺は極太という、定番の流れ、村井ビックの燕黒と同じ、新潟煮干し系だった。

友人が頼んだ、煮干しそばの方が好みだったが、二種とも醤油がとんがった感があり、残念な気分。

かつての鶏ガララーメンに手間をかけて作った煮干し油を垂らした煮干しラーメンは2度と食べられないのだろうか…(T_T)

しかし!である!

あれだけ多彩なメニュー。

かつて煮干しラーメンを発見した時の喜びをまた感じることが出来るかもしれない。

諦めずまた行って見ようと思う。

あくまで個人の感想です。