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キノコの山

あのキノコは人気者。

みんなからひっぱりダコ。

そしてタケノコは引っ込み思案。

誰かから声をかけて貰えるのを待っている。

人気者のキノコはみんなに囲まれながらタケノコを見ていた。

誰もキノコの気持ちなど考えようとしない。

だって、キノコはみんなに囲まれているから。

私は、そんなことを考えながら、パーティーを見ていた。

「ほうらね、やっぱりそうだった。」

ごめんなさい、キノコさん…。

私には余計な口出しが出来なかったんです。

仕方ないとはいえ、後悔の念が絶え間なく襲ってくる…(T_T)